羅漢果|作用と性質、注意事項
種子・胚芽・果実類健康食品である羅漢果の作用と性質、注意事項についてお伝えします。
羅漢果という健康食品とは
原材料…羅漢果は中国の広西省に産するウリ科の植物で、読み方は"ラカンカ"です。
特徴…熟した実を自然乾燥させて、火であぶるとこげ茶色になります。中国では、甘味料や生薬に用いられてきました。羅漢果を煎じた汁には、活性酸素を抑制する作用が確認されていて、活性酸素が誘発する生活習慣病やがんへの予防作用が期待されています。
利用方法…せき止めののど飴や乾燥させた果実、濃縮エキス、ティーバックなどが市販されています。
注意…体質によっては下痢をすることがあります。
効能効果などの注意事項-健康食品やサプリメントの作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。
羅漢果で期待される健康維持の作用
- せきを止める作用があります。
- 活性酸素が招く生活習慣病・がんを予防する作用があります。
- 摂取エネルギーを抑えます。
- 便秘を予防・改善します。
- 糖尿病の予防や改善にはたらきます。
- ダイエット中の人に作用があります。
羅漢果の主な栄養成分と性質
- テルペングリコシド配糖体…炭水化物で、砂糖の300~400倍も甘く、体内で吸収されないので、糖尿病の人やダイエット中の甘味料に向きます。
- ミネラル類(鉄・カルシウム)…ダイエット中のミネラル不足を予防してくれます。また、この甘味成分は腸内でビフィズス菌の栄養となり、ビフィズス菌の整腸作用により便秘に作用をあらわします。