自然塩|作用と性質、注意事項
海水産物類健康食品である自然塩の作用と性質、注意事項についてお伝えします。
自然塩という健康食品とは
原材料…古くから自然塩(粗塩)は、海水を天日干にして作る塩田方式の製法でつくられていました。現在は、イオン交換式という工業的生産によって純度99%以上の精製塩が主流です。
特徴…塩は生命を維持していく上で欠かすことのできない貴重な調味料です。
利用方法…自然塩は塩化マグネシウムや酵素などの微量成分が含まれていて、自然塩に含まれる多種のミネラルは、人の血液中にあるミネラル比とほぼ似ているのが特徴です。しかし、精製塩には自然塩にあるような微量成分はほとんど含まれていないので、自然塩を利用する方が健康維持の上では健康的と考えられます。
効能効果などの注意事項-健康食品やサプリメントの作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。
自然塩で期待される健康維持の作用
- 筋肉や神経の興奮を和らげます。
- 体の機能を正常にコントロール(水分・血圧の保持)します。
- 消化をよくし、食欲をすすめます。
- 便秘を改善・予防する作用があります。
- 疲労を改善します。
- 喉の腫れや痛みには塩水でのうがいが、症状を改善します。
- 注意…自然塩のとり過ぎは危険です。減塩を心がけましょう。とり過ぎると高血圧症、腎臓病の原因になりますので注意が必要です。目標量は、成人男性で1日10g未満、女性は8g未満です。そのうちの約3gは食材そのものに含まれていますから、調味料として使える塩の量は1日4~7gです。
自然塩の主な栄養成分と性質
- 塩化ナトリウム…血液の浸透圧をコントロールします。筋肉や神経の興奮を鎮めます。とり過ぎると高血圧症、腎臓病の原因になりますので注意が必要です。
- 苦汁(にがり)塩化マグネシウム
- 酵素
- 多種のミネラル