紅麹|作用と性質、注意事項
酵素・酵母・菌類健康食品である紅麹の作用と性質、注意事項についてお伝えします。
紅麹という健康食品とは
原材料…紅麹は、古来より中国で食品の着色などに用いられてきた麹菌の一種です。
特徴…コレステロールの合成を抑制する成分が含有されています。中国の古典に『本草綱目(ほんぞうこうもく)』と記された漢方薬です。
利用方法…中華料理や沖縄料理で利用され、味噌、酢などの醸造に使われる麹とは種類が異なり、中国の紹興酒の醸造や沖縄の「豆腐よう」づくりに利用されてきました。発酵食品以外に伝統医療として利用されています。アメリカでは『レッド・イースト・ライス』と言われコレステロール対策サプリメントとして定番です。
効能効果などの注意事項-健康食品やサプリメントの作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。
紅麹で期待される健康維持の作用
- 血圧を下げる作用があります。
- 高コレステロール血症の予防と改善にはたらきます。
- 高中性脂肪血症の予防と改善にはたらきます。
- 薬剤性肝障害を予防する作用があります。
- 注意…発疹などの皮膚症状や胃腸障害といったアレルギー症状や過敏症があらわれることがあります。コレステロール降下剤との併用を避けましょう。妊娠中の人や肝臓の悪い人は使用を避けましょう。
紅麹の主な栄養成分と性質
- γ-アミノ酪酸…血圧降下作用があります。また、血中コレステロールを下げます。
- モナコリン…コレステロール合成に必要な酵素の働きを抑制しコレステロールを低下させます。