納豆菌|作用と性質、注意事項
酵素・酵母・菌類健康食品である納豆菌の作用と性質、注意事項についてお伝えします。
納豆菌という健康食品とは
原材料…納豆菌は、稲わらに多く住みついている菌です。
特徴…煮た大豆をわらづとに包んでおいたところ、偶然に納豆ができたといわれています。
利用方法…栄養豊富な食品として利用されてきました。また、納豆菌そのものや、納豆菌がつくる酵素の健康への効用が注目されます。
効能効果などの注意事項-健康食品やサプリメントの作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。
納豆菌で期待される健康維持の作用
- 血液を固まりにくくし、脳梗塞や心筋梗塞を防ぎます。
- 高い血圧を下げます。
- 免疫力を高め、病気にかかりにくくします。
- 腐敗産物の生成を押さえ、肝臓の負担を軽くします。
- 活性酸素を除去し、がんを予防する作用があります。
- 骨を丈夫にします。
- 便通を改善します。
- 下痢を改善します。
- 注意…納豆には、血液凝固の促進や抑制にかかわるビタミンKが多いため、抗血液凝固剤を服用している人が利用する場合は、医師と相談するようにしましょう。
納豆菌の主な栄養成分と性質
- 納豆菌…腸内の善玉菌を増やします。
- ナットウキナーゼ(納豆菌がつくる)…血栓を溶かします。
- アンギオテンシン変換阻害酵素(納豆菌がつくる)…高い血圧を下げます。
- SOD(活性酸素除去酵素、納豆菌がつくる) …活性酸素を除去します。
- ビタミンK2…骨代謝にはたらきます。
- ジピコリン酸…抗菌作用があります。