緑茶|作用と性質、注意事項
健康茶である緑茶の作用と性質、注意事項についてお伝えします。
緑茶という健康茶とは
原材料…緑茶の原材料は中国原産のツバキ科の常緑樹です。
特徴…平安時代に日本に伝わり、鎌倉時代から飲料として利用されています。
利用方法…緑茶は製造工程で、高温の蒸気を当てているので葉の中の酸化酵素が働かなくなり、緑色が残ります。原材料を酸化発酵させることで紅茶やウーロン茶となります。
効能効果などの注意事項-健康食品やサプリメントの作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。
緑茶で期待される健康維持の作用
- 眠気を覚まします。
- 食中毒を予防し、かぜやウイルスの感染を防ぎます。
- 血糖値の上昇を抑え、糖尿病を予防・改善します。
- 利尿作用があります。
- 口臭を防ぎます。
- LDLの酸化を防いで、動脈硬化や高血圧を予防する作用があります。
- 腸内の善玉菌をふやし、悪玉菌の生成する腐敗産物を減らします。
緑茶の主な栄養成分と性質
- アミノ酸(アルギニン、テアニン、タンニン(カテキン類)、カフェイン)
- ビタミンC,E
- 各種ミネラル
- カフェイン…興奮作用、利尿作用、冠状動脈や毛細血管を拡張します。
- カテキン類(タンニンの一種)…抗酸化、抗菌、抗がん、血圧上昇抑制、血糖値の上昇抑制、消臭などの作用があります。
- 注意…カテキンは鉄と結合して吸収されにくくします。鉄剤といっしょに飲んではいけません。