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ガルシニア・カンボジア|作用と性質、注意事項

種子・胚芽・果実類健康食品であるガルシニア・カンボジアの作用と性質、注意事項についてお伝えします。

ガルシニア・カンボジアという健康食品とは

原材料…ガルシニア・カンボジアの原材料は東南アジアから南アジアに自生する熱帯植物のマンゴスチンの一種で、オトギリソウ科の果樹です。

特徴…別名をタマリンド属の植物で、タマリンドとも言われます。ガルニシア・カンボジアは酸味があり、黄色や赤色をしたオレンジほどの大きさです。

利用方法…酸味があるのでカレーの香辛料として利用されてきました。消化を促進し、食欲抑制の民間薬として利用されてきました。

効能効果などの注意事項-健康食品やサプリメントの作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。

ガルシニア・カンボジアで期待される健康維持の作用

  • 脂肪の合成を抑制して、肥満を解消します。
  • 消化を助け、食欲を抑えます。空腹感をなくし、減量を促進します。
  • コレステロールの合成を抑制して、脂質代謝を改善します。
  • 中性脂肪値を下げる作用があるので、心臓麻痺や心臓発作などの心臓病に、その作用があります。

■人体での作用のサイクル-例1
1‐食べ物を摂取して、あまった栄養分が中性脂肪として脂肪細胞や肝臓に蓄積される。
2‐ガルニシア・カンボジアに含有されるヒドロキシクエン酸(HCA)が、脂肪酸の合成を抑制する。
3‐余分な脂肪酸が蓄積されるのを防ぐことでダイエットに利用される。

人体での作用のサイクル-例2
1‐炭水化物を摂取する。
2‐炭水化物がピルビン酸に分解される。
3‐ピルビン酸が脂質やコレステロールの合成に利用される。
4‐しかし、摂取したヒドロキシクエン酸(HCA)が脂肪酸やコレステロールの合成を減少させる。

ガルシニア・カンボジアの主な栄養成分と性質

  • ヒドロキシクエン酸…果実の皮に含まれるヒドロキシクエン酸(HCA)が有効成分です。ヒドロキシクエン酸(HCA)は、炭水化物とタンパク質が代謝によって脂肪に変わる速度を遅らせる発熱物質で、脂肪の合成を抑制して余分な脂肪がたまるのを防ぐ性質があります。
  • 注意…妊娠中や授乳中の方は使用をやめましょう。