柿|作用と性質、注意事項
種子・胚芽・果実類健康食品である柿の作用と性質、注意事項についてお伝えします。
柿という健康食品とは
原材料…柿の原産地は中国です。国内では北海道を除く各地で栽培されています。
特徴…柿一個(160g)には、1日の推奨量を上回る112㎎のビタミンCが含まれています。干し柿(カキ)の特徴は食物繊維が豊富なことで、干し柿100gの中には水溶性食物繊維1.3g、不溶性食物繊維12.7gほどが含まれます。柿の葉には生葉100グラム中にビタミンCが約1グラムとフラボノイドの一種であるアストラガリンが含まれています。
利用方法…通常の食品として利用できます。また、ビタミンCが豊富に含まれている柿(カキ)の葉茶が市販されています。
効能効果などの注意事項-健康食品やサプリメントの作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。
柿で期待される健康維持の作用
- 二日酔いの予防・改善にはたらきます。
- 便秘の予防・改善にはたらきます。
- 風邪の予防に作用が期待できます。
- 常食すると風邪の予防になります。
- 柿の葉茶は動脈硬化や高血圧の予防や、病気に対する抵抗力を向上させる作用が期待できます。利尿作用もあります。
柿の主な栄養成分と性質
- ビタミンC…二日酔いのもととなるホルムアルデヒドの分解をスムーズにします。
- 糖質…血液中のアルコールの分解を早め二日酔いを改善する作用があります。
- 干し柿に含まれる食物繊維…便秘の予防・改善など多くの作用が期待されます。
- 葉に含まれるアストラガリン…柿の葉に含まれているフラボノイドの一種で、アレルギー症状を抑える作用が期待できます。