スイカ|作用と性質、注意事項
種子・胚芽・果実類健康食品であるスイカの作用と性質、注意事項についてお伝えします。
スイカという健康食品とは
原材料…スイカの原産地は熱帯アフリカです。古代エジプトで栽培され、中国へ伝わり、平安時代に日本へ伝わったと言われています。
特徴…スイカの約90~95%が水分です。少量のビタミン・ミネラルを含み、また、色素のリコピンやアミノ酸のシトルリンなどを含んでいます。リコピンは強い抗酸化作用があり、トマトよりも含有量が多いと考えられています。シトルリンは尿の成分である尿素をつくるはたらきがあり、利尿作用があります。
利用方法…漢方では、熟した果汁を水飴状になるまで煮詰めた「スイカ糖」があり、腎炎やむくみの改善に利用されます。生で果実を食べても健康維持の作用が期待できます。よく冷えた方が甘味が増しますが、就寝前に食べるとかからだを冷やす要因になります。
効能効果などの注意事項-健康食品やサプリメントの作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。
スイカで期待される健康維持の作用
- 強い抗酸化作用があります。
- 利尿作用があります。
- 腎臓病、心臓病、妊娠、高血圧症などのむくみを改善します。
スイカの主な栄養成分と性質
- ビタミン(A,B1,B2,C)、ミネラル(カリウム)
- リコピン…抗酸化作用があります。
- シトルリン…尿の成分である尿素をつくるはたらきがあります。
- リノール酸(種子)…動脈硬化に作用があります。種を乾燥させ炒って食べることができます。