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リコピン|作用と性質、注意事項

カロテノイド類サプリメントであるリコピンの作用と性質、注意事項についてお伝えします。

リコピンの作用と性質

  • カロテノイド系ファイトケミカルの一種です。主にトマトやピンクグレープフルーツに含有されている赤い色の色素成分です。
  • トマトを多く食べる人では、前立腺がんや肺がんを発症する率が少ないことから注目されるようになりました。カロテノイドの中では活性酸素を消す抗酸化作用はβカロチンよりも強い。
  • 抗酸化作用によってガンや心臓病、脳卒中などの生活習慣病を予防すると考えられています。
  • リコピンをトマトから摂取する場合、生で食べるよりは加熱調理するほうが良い。また、リコピンが脂溶性なため食事と一緒に摂取する方が作用が期待できます。
  • 効能効果などの注意事項-サプリメントや健康食品の作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。

リコピンで期待される健康維持の作用

  • 前立腺がんの予防や改善に作用が期待されます。
  • 肺がん、乳がん、皮膚がんの予防に作用が期待されます。
  • 虚血性心疾患の予防に作用が期待されます。
  • 運動誘発性喘息の予防や治療に作用が期待されます。
  • 紫外線による肌、皮膚へのダメージを保護する作用が期待されます。

リコピンが必要な人の例

  • 喫煙をしている人
  • 紫外線による肌荒れが気になる人

リコピンを多く含む食品

  • トマト
  • ピンクグレープフルーツ
  • スイカ