マリアアザミ|作用と性質、注意事項
ハーブ類サプリメントであるマリアアザミの作用と性質、注意事項についてお伝えします。
マリアアザミとは?
- 原材料…マリアアザミはヨーロッパに自生しているキク科の二年草です。
- 特徴…主に肝臓に働き、損傷のある肝臓の細胞を修復し保護します。別名ミルクシスル。
- 利用方法…古くからヨーロッパでは、アルコール性肝障害や慢性肝炎、肝硬変などの肝臓疾患の改善に利用されています。二日酔い対策のサプリメントの成分としても利用されています。
- 注意-悪寒や嘔吐といった胃腸障害が生じることがあります。肝臓や胆嚢に疾患がある人や妊娠中や授乳中の人は念のために使用をやめ、医師などの専門家に相談しましょう。
- 効能効果などの注意事項-サプリメントや健康食品の作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。
マリアアザミで期待される健康維持の作用
- アルコール性肝障害の予防や改善に作用が期待されています。
- 肝硬変の改善に作用が期待されます。
- 急性A型、B型ウイルス性肝炎、肝障害の改善に作用が期待されます。
- 慢性B型、C型ウイルス性肝炎、肝障害の改善に作用が期待されます。
- 薬剤性肝障害の予防や改善に作用が期待されます。
- 胃粘膜損傷抑制作用があり作用が期待されます。
マリアアザミの主な栄養成分と性質
- フラボノリグナン類…シリビン、シリジアニン、シリクリスチンといった成分が重要視され総称してシリマリンといわれます。サプリメントとして利用する場合、シリマリンを含有したものを選びましょう。作用のメカニズムについては明らかになっていないようです。