フッ素｜作用と性質、注意事項

フッ素の作用と性質

フッ素はフッ化カルシウムとして歯や骨の表面を覆っています。歯のエナメル質を強化し、虫歯予防や骨を丈夫にするはたらきがあります。

虫歯予防では、歯の再石灰化を促進し、虫歯菌を抑制する作用があります。

過剰に摂取すると、歯の表面が点状につやが失われ、黒ずんでくる班状歯になります。

フッ素の主な作用と性質のまとめ

• 歯や骨に存在する超微量元素です。
• 虫歯の予防、骨を強化するはたらきがあります。
• 過剰症-とりすぎは歯の表面が変質し点状につやを失います。やがて斑状歯（黒ずむ）になります。
• 効能効果などの注意事項-サプリメントや健康食品の作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。

フッ素で期待される健康維持の作用

• 歯のエナメル質を強くします。
• 虫歯の予防をします。
• 細菌を抑制します。
• 骨を丈夫にします。

フッ素が欠乏すると心配される症状

• 虫歯になりやすくなります。
• 骨が弱ります。

フッ素が必要な人の例

• 虫歯予防をしたい人
• 骨を丈夫にしたい人

フッ素を多く含む食品

• 煮干
• 芝えび
• 抹茶
• 緑茶
• 番茶
• ゼラチン