ゲルマニウム|作用と性質、注意事項
ミネラル類サプリメントであるゲルマニウムの作用と性質、注意事項についてお伝えします。
ゲルマニウムの作用と性質
ゲルマニウムは、体内でインターフェロンをつくらせたり、酸化を防いで酵素の効率を高めるはたらきがあると考えられています。
ゲルマニウムの有機化合物には、感染に対する免疫のはたらきを活性化します。また、インターフェロンの産生を促進して、ウイルスの増殖を抑制する作用がありことから、B型ウイルスによる慢性肝炎の治療薬に利用されています。
更に抗腫瘍作用があり、ゲルマニウム化合物が体内の酵素の消耗を防ぐことから、がんやボケなどの予防に作用が期待できます。
※インターフェロンとは体内で病原体や腫瘍細胞などの異物の侵入に反応して細胞が分泌する蛋白質のことです。
ゲルマニウムの主な作用と性質のまとめ
- 免疫機能を高めます。
- 抗酸化作用があります。
- 体内でインターフェロンをつくります。
- 酸化を防ぎ酸素の効率を高めます。
- 効能効果などの注意事項-サプリメントや健康食品の作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。
ゲルマニウムで期待される健康維持の作用
- インターフェロンの産生を促進し、ウイルスに感染したとき、免疫の機能を活性化します。
- B型ウイルスによる慢性肝炎の治療薬として利用されます。
- 体内の酸素の消耗を防ぎ、がん、ぼけを予防する作用があります。
ゲルマニウムが欠乏すると心配される症状
- 特に必須の元素ではありません。
ゲルマニウムが必要な人の例
- 免疫力を高めたい人
- がん、ぼけなどを予防したい人
ゲルマニウムを多く含む食品
- むつ
- ニシン
- ししゃも
- 干しひじき