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ケイ素|作用と性質、注意事項

ミネラル類サプリメントであるケイ素の作用と性質、注意事項についてお伝えします。

ケイ素の作用と性質

ケイ素は人体の結合組織を強くするはたらきがあり、シリコンとも呼ばれます。まだ未解明な部分の多い元素です。

ケイ素はコラーゲンを束ねることで結合組織を強くする作用があると考えられていて、骨や腱、血管、歯、爪などに含まれています。

ケイ素の不足は、爪が割れたり、髪が抜けたり、皮膚のたるみなどの症状が心配されます。

ケイ素の主な作用と性質のまとめ

  • 骨、腱、血管、歯、爪などの結合組織を強化します。
  • 結合組織を強化する働きがあると考えられています。
  • 過剰症-まだ未解明な部分の多い元素です。
  • 効能効果などの注意事項-サプリメントや健康食品の作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。

ケイ素で期待される健康維持の作用

  • 組織をつなげるコラーゲンの結合組織を強くします。
  • 動脈硬化を予防する作用があります。
  • 体の中でも丈夫な組織である骨、腱、血管、歯、爪などに多く含まれていて、それらの組織を強化します。

ケイ素が欠乏すると心配される症状

  • 爪が割れやすくなります。
  • 髪が抜けやすくなります。
  • 皮膚がたるみやすくなります。
  • ケイ素不足は骨をもろくすると考えられています。
  • 動脈硬化の進行した動脈には、健康な動脈に比べて、ケイ素が少ない事が報告されています。

ケイ素が必要な人の例

  • 動脈硬化の人
  • 骨、腱、血管、歯、爪などが衰えた人

ケイ素を多く含む食品

  • 食物繊維の一種ペクチン
  • 末精製の穀類
  • 野菜
  • 豆類