ルチン|作用と性質、注意事項
ビタミン様物質サプリメントであるルチンの作用と性質、注意事項についてお伝えします。
ルチンの作用と性質
ルチンは水溶性のビタミン様物質でビタミンPの一種です。食品ではそばに多く含まれていることで知られています。ルチンはビタミンCと共に働く作用があります。
ルチンはビタミンCとともにはたらくことで、毛細血管を強化し、毛細血管の透過性の増大を抑制します。透過性が増すと血液中のたんぱく質がしみ出たり、出血しやすくなります。高齢になると共に毛細血管が弱くなり透過性が増すので、その予防作用が期待されます。
更に高血圧や脳血管障害の予防にも作用が期待されます。
ルチンの主な作用と性質のまとめ
- 毛細血管壁を強くし、透過性が増しすぎるのを抑制します。
- 血圧降下作用があります。
- 血管収縮作用があります。
- ビタミンCの吸収を助け、酸化から守ります。
- 水溶性です。
- 注意-ソバから抽出されたルチンはソバアレルギーの原因となるので注意が必要です。
- 効能効果などの注意事項-サプリメントや健康食品の作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。
ルチンで期待される健康維持の作用
- 高血圧や脳血管障害を予防する作用があります。
ルチンが欠乏すると心配される症状
- 歯茎から出血しやすくなり、傷が治りにくくなります。
- 動脈硬化、高血圧、痔、脳血管障害などの症状が起こりやすくなります。
ルチンが必要な人の例
- 高血圧が気になる人
ルチンを多く含む食品
- そば
- そば茶