ビタミンP|作用と性質、注意事項
ビタミン様物質サプリメントであるビタミンPの作用と性質、注意事項についてお伝えします。
ビタミンPの作用と性質
ビタミンPは水溶性のビタミン様物質で熱、光、酸素に弱い性質があります。ビタミンPには柑橘類の色素であるフラボン類と蕎麦に含まれるルチンの他、ヘスペリジン、シトリンがあり、それらを総称してフラボノイド化合物と呼ばれる場合があります。
ビタミンPには結合組織のコラーゲンをつくるビタミンCのはたらきを補強し、毛細血管を丈夫にする作用があります。また、毛細血管の収縮作用や血圧降下作用もあり、高血圧の予防や脳出血などの出血性の病気の予防が期待されます。
ビタミンPはビタミンCの吸収を助け、ビタミンCが酸化されるのを防ぐので、一緒に摂取すると作用が期待できます。ミカンやオレンジの薄皮にビタミンPが含まれているので薄皮と共に食べるとビタミンCとPが同時に摂取できます。
ビタミンPの主な作用と性質のまとめ
- 血管収縮作用、血圧降下作用があります。
- ビタミンCの吸収を助け、酸化から守ります。
- 更年期に起こるほてりを鎮めます。
- 水溶性で熱、光、酸素に弱いです。
- 過剰症-心配ないと考えられます。
- 効能効果などの注意事項-サプリメントや健康食品の作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。
ビタミンPで期待される健康維持の作用
- 高血圧を予防する作用があります。
- 脳出血など出血性の病気を予防する作用があります。
ビタミンPを多く含む食品
- みかん
- レモン
- オレンジ
- グレープフルーツ
- あんず
- さくらんぼ
- そば
- エンジュの葉