アラキドン酸|作用と性質、注意事項
脂肪酸類サプリメントであるアラキドン酸の作用と性質、注意事項についてお伝えします。
アラキドン酸の作用と性質
- アラキドン酸は免疫系や神経系の機能を調節して全身のさまざまな症状を予防、改善します。またアラキドン酸は血圧を調節します。
- 過剰症-動脈硬化、高血圧、心不全、脂肪肝、慢性の炎症、自己免疫疾患、アレルギー性湿疹、アトピー性皮膚炎などをひきおこしやすくなります。
- 効能効果などの注意事項-サプリメントや健康食品の作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。
アラキドン酸で期待される健康維持の作用
- 血圧を下げます。過剰にとると血圧を上げます。
- 血液の凝固抑制にはたらきます。過剰にとると血液の凝固を促進します。
- 動脈を収縮させます。
- 肝細胞を保護します。
- 消化管の運動を活発にします。
- 胃液の分泌を抑制して胃潰瘍を予防・改善します。
- 子宮を収縮させて月経困難症などを改善します。
- 胎児、乳児を正常に発育させます。
- 血中コレステロール値を低下させます。
- アトピー性皮膚炎などアレルギー症状を改善します。過剰にとると症状を発症させます。
アラキドン酸が欠乏すると心配される症状
- 免疫機能が低下して細菌やウイルスに感染しやすくなります。
- 肝機能に障害がおこります。
- 胎児、乳児の正常な発育が阻害されます。
アラキドン酸が必要な人の例
- 妊娠・授乳期の女性で、アラキドン酸が不足している人
- 動物性食品、植物油をあまりとっていない人
アラキドン酸を多く含む食品
- レバー
- 子牛リブロース
- 鶏ささ身
- かも
- 豚ヒレ
- 牛胃
- 卵白
- サザエ
- 伊勢海老
- あわび
- なまこ
- マダコ
- アサリ