トコトリエノール|作用と性質、注意事項
ビタミン類サプリメントであるトコトリエノールの作用と性質、注意事項についてお伝えします。
トコトリエノールの作用と性質
- トコトリエノールはビタミンEの一種です。ビタミンEはトコフェロール類とトコトリエノール類の二つに分けられます。通常サプリメントのビタミンEには、αトコフェロールが主成分になります。αトコフェロールは末梢血行障害や更年期障害などに作用します。トコトリエノールは下記にあげる作用や性質があります。
- 強力な抗酸化作用があります。
- 血中コレストロールを下げる働きがあります。
- 動脈硬化を予防する作用があります。
- 生活習慣病を改善する作用があります。
- α(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)、δ(デルタ)の4種類があって、脂溶性ビタミンとしての性質があります。
- 植物性油脂の成分です。油に溶けやすく、体内の油に溶け込むことで酸化を予防する作用があります
- 注意-ビタミンCと摂取すると作用が期待できます。発疹などといった皮膚症状や胃腸障害などのアレルギー症状などが現れることがあります。
- 効能効果などの注意事項-サプリメントや健康食品の作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。
トコトリエノールで期待される健康維持の作用
- コレステロールを低下する作用があります。
- 動脈硬化を予防する作用があります。
- 血栓症を予防する作用があります。
- 抗がん作用があります。
- 抗酸化作用があります。
- 心臓病を予防する作用があります。
- 脳卒中を予防する作用があります。
トコトリエノールが欠乏すると心配される症状
- 不足すると貧血になりやすくなります。
- 運動機能や神経機能に障害が出やすくなります。
トコトリエノールを多く含む食品
- パームオイル
- 米の油脂成分
- 麦類の油脂成分
- ココナッツの油脂成分
- アーモンド
- クルミ
- はい芽油
- 卵黄
- レタス