塩素|作用と性質、注意事項
ミネラル類サプリメントである塩素の作用と性質、注意事項についてお伝えします。
塩素の作用と性質
塩素とは漂白剤に入っている塩素と同様のもので、成人の体内に約150gある重要なミネラルです。主に食塩から塩素は摂取され、胃の中で食べ物を殺菌したり、消化を促進します。
塩素は胃の中でたんぱく質の消化にはたらくペプシンという酵素を活性化します。また、胃の中のペーハー(酸、アルカリ)バランスをととのえたり、殺菌にはたらきます。
更に消化にはたらく膵液の分泌を促進したり、血液中でのペーハーバランスの調整に作用しています。
塩素の主な作用と性質のまとめ
- 胃液中に塩酸の状態で含まれます。タンパク質の消化促進、ペーハー(酸性・アルカリ性のバランス)調節、殺菌にはたらきます。
- 膵液の分泌を促進し、消化を助けます。
- 血液のペーハーバランス(酸性・アルカリ性のバランス)を整えます。浸透圧を維持します。
- 体内の老廃物の除去を助けます。
- 過剰症-汗や尿となって排泄されるので、心配ないと思われます。
- 効能効果などの注意事項-サプリメントや健康食品の作用や性質は絶対的な効能や効果ではありません。医師や専門家に相談の上、医薬品や他のサプリメントとの摂取の仕方などに注意して使用しましょう。
塩素で期待される健康維持の作用
- 胃の中のタンパク質の消化にはたらくペプシンをいう酵素を活性化します。
- 胃の中のペーハー(酸、アルカリ度)を最適にし、殺菌作用があります。
- 膵臓でつくられる消化にはたらく膵液の分泌を促進します。
- 血液中で、ペーハーバランスの調整に役立ちます。
塩素が欠乏すると心配される症状
- 胃液の酸度が低下します。
- 食欲不振や消化不良を招きます。
塩素が必要な人の例
- 特にありません。塩素は、食塩をとっていれば不足することはないと考えられています。
塩素を多く含む食品